連続シフトメモ7
連続シフトに慣れてくるに従って、親指の機能を整理したい要求が強くなってくる。
カタカナ変換は、結局、小指LShiftにSpaceを重ねて対応。Spaceのことも含め、使用頻度的にもちょうどいい具合、といったところ。
併せて、かな/カナ順変換を無変換に割り当てていたが、これも廃止。
これによって、
- 右親指…右シフト>変換操作
- 左親指…左シフト>確定
という役割分担の一方向性が確保され、混乱は少なくなった。
で、この際に現れる時間性というのが、案外重要かも知れない、とか思い始めたのであった。この左右の親指動作の場合、かな入力後、必ず「右>左」という順序で時間が流れる。
心理的時間は、物理的時間とはまた違ったふうに組織される。タイピングの場合は、言語的時間、といった方がいいかもしれない。この「右>左」など、何かの継起を設定してやることで、心理的時間に非対称性が生まれ、時間を独特に組織立てることが可能になる。
上の配置の場合、BackSpaceも親指にあり、誤打が多くなると親指の打鍵が増えてしまうが、通常のストリームを順方向に流れる時間とすると、取り消し動作は逆方向に流れる時間であり、多少忙しくなっても、両者の間での混乱は少ない。
BackSpaceに関する議論で、誤打訂正のためにするものと、文章作成(発想のフィードバックによる推敲、なんて言葉でまとめてみる…)のために必須になるもの、という区別も、この時間性の観念を当てはめられないかな、とか考える。つまり、前者は逆方向の時間、後者は順方向の(発展的な)時間に、それぞれ当てはまらないか。
キー配置をいろいろいじっているときに、ほんのちょっとした変更で非常な混乱が起こり、練習によっても中々解決しない、ということがままあり、この場合、この時間組織に対する重大な違反が起こっているのではないか、などと考える。
この、心理的な時間の観点、能率性という視点からでは説明しがたいタイピングの快適さについて考えるのに、もっと応用できないものかな…。
あんまり連続シフトと直接関係ないメモだけど、まぁ、連続シフト導入による親指の機能拡大、それに伴う新たな制限、そこから展開したアレコレ、てことで、良しとしとこう…
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時間性という解釈は、最近この辺りを読んでいて、多少考えるところがあり…
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