サンワの左右対称キーボード

では、親指シフトで入力する際に致命的な弱点があり、つまり、「ら」キーが右手からも左手からも遠くなってしまうことが判った。

また、先日から試している、W小指、E薬指、R中指、という新しい打ち方も、特にサンワサプライのやつでは、不具合が大きいこともわかった。この場合の欠点は、常に手首の角度を鋭めに保たねばならないために、人差し指がQ列まで容易に届かなくなってしまうことである。先ほどの「ら」キーが遠いという条件と組み合わせると、NICOLA配列の親指シフトにとっては、もはや常用に耐えるキーボード・打鍵スタイルではなくなってしまう。
その代わりといっては何だが、この打ち方は、アクロスの方ではとてもうまく行っている。「D中指>E薬指」などのシークエンスも、アクロスの16.5mmであれば余裕で準同時打鍵が可能であることも判った。
アクロスならびに標準的なQ列ずれのキーボードでは、左右対称な手の使い方こそ出来ないが、右手にとってのYほどには左手にとってのTは遠くないこと、また手首の振りは内側に向かうのであれば大きな負担にはならないこと、などの条件から、この打鍵スタイルは十分に使えるものであるという感じが、今のところしている。
で、しばらく親指シフトの練習はしていなくて、そろそろunlearningの下地も出来てきたので、この新しい打ち方+ミツミのキーボードで、ぼちぼち親指の練習も始めようかと思う。

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NB100は、今のところHDDを取り出しただけで修理も何も全く手をつけていないが、タイピング事情が上記の状態なので、今は、猛烈にTypePに惹かれている状態である。
XP搭載のSSDモデルはもうすぐ発売になるようなので、出たら買ってしまうかも知れない。SSDは32GBしかないが、携帯用だし、外部ストレージも今では大容量だし、辞書と文書作成ぐらいに割り切れば、十分使える容量である。