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英語の綴りとDvorak配列、蜩配列の目指すところ。

歴アルsplit配列をアレンジして、左右で行と段を分離するタイプのロマかな変換入力を試して見たことがあるが、しっくり来なかった。

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日本語でこの形にしてしまふと、両方の手が常に少し緊張してる状態になってしまって、それが、自分の手にとっては適応できる範囲を超えてた、といった感じで。

この辺り、英語にとってのDvorakと、感覚が結構違ったりせんのかな、と思ったりして。

 英語の場合、子音連続と母音連続が結構な割合ひで入って来るので、同手のアルペジオと左右交互が程よいバランスで混ざって、程々に手を休めつつ、しかも速い、といふのが実現できさうな気がするんだよな。ちゃんとやったことないから、実感は分からないけど。

 

Dvorakを英語の綴りとの関はりで見ると、子音グループの右手では、ホーム段人差し指にHが来てる。これは復子音字のとしてHを頻繁に用ゐる英語の綴りにとっては、非常にウマい手。人差し指担当の他のキーには、この複字の組合はせのない文字ばかりを割り振ってある。

母音グルーブの左手では、連続する頻度の少ないUとIを、同じ人差し指に割り振ってある。Iと異体字関係にもあるYは、Iと同じ指に割り当ててある。

UとIは、他の母音字との組合はせで多用する文字でもあるので、この二つをどちらも人差し指に置くことで、それらの復母音字は全て「小/薬/中→人」といふ決まったパターンのストリームになる。

これは右手でHを人差し指に置くことと相同で、全体的な打鍵感覚の一つの軸になりさう。

 

こんな感じで、英語の綴りとの関はりで見る限り、非常に「ウマく作ってある」といふ印象があるが(…きちんと使ったことないから想像に過ぎないが…)、日本語入力用としてはどうなのか、と気になったりする。

日英の表記ではあと、スペースをいちいち挿入するかどうかの違ひも、鍵盤入力にとっては大きさうだ。単語間での偶発的な字母の連続を、配列設計にどれだけ反映させるか。


英語にとってのDvorakの利点である(と思はれる)、この「同手のアルペジオと左右交互が程よいバランスで混ざって、程々に手を休めつつ、しかも速い」といふ部分は、蜩配列を弄る時も常に気にしてゐることの一つである。