マウス雑考。

これ

ELECOM 3ボタン光学式マウス スタンダードサイズ ブラック M-Y5URBK

ELECOM 3ボタン光学式マウス スタンダードサイズ ブラック M-Y5URBK

を使い込んだり、またケンジントンオービットワイヤレストラックボールマウス(Kensington Orbit Wireless Trackball)で失敗してみたりするうち、マウス操作に関して重要と思われるポイントがひとつ分かってきたので、メモ。



 マウス操作における筋操作について、おそらく少なくとも次の三つのパラメーターに分解して考える必要がある。
①マウス自体をホールドする操作
②ホールドしたマウスを動かす操作
③ボタン類を扱う操作
これらはそれぞれ独立した操作であり、対応する筋操作について、それぞれが喧嘩しないような動作のデザインを目指すべきで、それが高度に実現しているのが、いわゆる優れたマウスである…なんて仮説を立てる。

備考として、
①については、なるべく筋操作自体が参加しなくてもいい…つまり、手のフィット状態を良くしてアソビをなくし、また手自体の重さを効率的に利用することで、グリップ性能だけでホールド可能な状態が理想的であり、また、かなりの程度実現可能と思われる。
この点で優れたものは、上記

ELECOM 3ボタン光学式マウス スタンダードサイズ ブラック M-Y5URBK

ELECOM 3ボタン光学式マウス スタンダードサイズ ブラック M-Y5URBK

のほか、
[asin:B00468K52K:detail]
とか、前記事のSwiftpoint Mouseなどもよさそう。


①の操作に余分な力が要求されると、②と③の動作に支障を来たすと考えられる。
例えば、マウスの保持に親指と薬指の積極的な参与が求められる場合、大きな運動量を稼げる腕の動作に対してクッションとなってしまい、手首などに余計な動作が発生してしまう可能性がある。
また、各指の緊張状態というのは相互に影響しあうので、保持・移動動作がスムーズなボタン類操作を妨げたり、逆にボタン操作に癖のある動作が求められるせいで、保持・移動動作に支障を来たす、ということが考えられる。



…てな感じで、上記のパラメーターを用いて、既存の種々のマウスについて分析してみると面白そう。