見つけた。

 先日、アンダー17㍉のキーボードのまとめをした後、他にも出てないかな、と思って探していたら……出てきました、17.5mm。
(追記;実測値は10キー分で171mm = 1キー17.1mmでした…)
 DECAというメーカーの DE-SK-86 という機種で、今回買ったPS2の他に、USBモデル DSKB - 86 もあるらしい(後で気付いた)。
 てか検索したら結構色んな店で売っていて、気付かなかったのは店舗の情報にキーピッチが全く掲載されていないからだろう。
http://www.deca-tech.com/index2.php?pg01=86KEY
 結構前から出ていたみたいで、2004年ぐらいから使用感レポートの記事が出ている。しかもこのモデル、一度セルサスというメーカーで販売終了になっていたものらしく、現在はDECAが引き継いで販売、と、結構息の長いモデルらしい。


 で、早速注文、すぐに届いた。
(サイズ比較。手前 TK-FCM005 19mm、奥 VAIO P 16.5mm)



 触ってみた第一印象としては…キータッチがあまりにも値段なり…orz。500円キーボードなんかと比べたらまだましではあるが、クリック感が微妙だし、キーによって固さにバラツキがあるなど。
 ただしそれを補って余りある程に、キーピッチは素晴らしいとしか言い様がないです、自分的には。
 文字キー部分の配置はほぼ正常で、右手一列ずらしの親指シフトには問題なく使える。(一列ずらしだと右手人差し指ホームの真下に変換キーが来て、これはμトロンキーボードの親指シフトキーと同じ位置。あの位置で全く問題なく使えることが、こんなところで確認できた。キーピッチが標準と比べて結構小さいので、Yキーも問題なく同手シフトできる。これもμトロンでも同じはず。)
 JISかなの「ろ」と「む」が変な位置にあるので、小さめサイズの需要がありそうなJISかな使いさんには、キーバインドいじらない限り無理。もったいない。
 余り重要でないキー群が右端に集中しているなど、機能キー群は結構変態。殆ど問題ないけど、唯一半角/全角キーが惜しい。


 難点も結構あるが、とにかく文字キーだけでもほぼマトモでこのピッチ、というのは文句なしに素晴らしいので、出来れば手を適応させて、常用したいところ。
 てかこのサイズでHappyHackingKeyboardとか作ってくれないかなぁ。このサイズ帯でキー形状が標準的なのかこれ以外にはあとはμトロンだけ、てのが何ともやりきれませんね。間が欲しいんです、間が…。