鳥取弁の長音表記

例えば、「してるよ」を鳥取弁で言うと、「sjo:.ru.de」で、どう仮名書きすると一番しっくりくるか。
新仮名だと「しょうるで」。これだとやはり「う」が気になって仕方がない。だって、どこにも「u」なんかないもん。
少し変えて、「しょおるで」とやると、「お」をもう一回言い直しているようで、これも気持ち悪い。長い音の後半部分に、ことさら強調などないので、これも音意識に反する。
音として一番しっくりくるのは、やっぱり「しょーるで」である。
長音記号がだめ、ていうのなら、「しおるで」である。長音を用いない三つは、どれもはじめは不自然だが、3番目は使い続けるうちに慣れてくるのに対し、はじめの二つは、繰り返すほど違和感が増してくる。