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わし式ローマ字

 とかとりあえず呼ぶ。ローマ字、というより、ラテン文字<>かな転記、と言う方がいいかもしれない。わし式の主な特徴は、以下。


・拗音は全て「J」。
 ラテン文字の本式に従っているわけだが、ラテン文字使用の整合性という目的のほかに、非常に打ちにくい位置にある「Y」を避けられるという長所がある。
 日本語の慣用ローマ字で拗音にYを用いているのは、言うまでも無く英語の用法に習った結果だろう。しかし、英語では拗音としてのYの使用は日本語の場合に比べて非常に限られており、そのため、Yの位置が多少遠い位置にあっても問題にはならない。然るに日本語では、全ての「い」列子音と主にA/U/Oの母音との結合で発生し、しかも頻繁に出現するため、qwerty配列の位置にあるYを拗音表記として用いることは、極めて非効率である。
(ただしNJA…「にゃ…」だけは設定を受けつけてくれないので、これはNYAのまま。ホントはこれが一番変えたいのに…。)


・Yを「い」列非拗音として用いる。また「ぁぃぅぇぉ」に当てる。
 上記のようにJを用いると、Yはフリーになるので、TYI「てぃ」、SYI「すぃ」、またWIとWEを「ゐ」「ゑ」に当てたいので、WYI「うぃ」WYE「うぇ」など。これらの仮名遣いはそもそも出現頻度が低いので、Yを使うことも苦にはならない。
 慣用では「すぃ」はSWIとするところであるが、「すぃ」で表されようとしている音に、円唇Wの要素は入らないため、不適切である。
 WYI「うぃ」WYE「うぇ」は無理があるようだが、そもそも「ゐ」「ゑ」という仮名があるのに、「うぇ」などという、音節構造すら曖昧な醜い仮名遣いをしているのが悪いのである。ただし、「Y+母音」を「ぁぃぅぇぉ」にすれば、多少は整合性が生まれる。「X+母音」よりはるかに打ちやすい。(ちなみにLは「ら」行にしてある。)
 

・「M+M/P/B/」>「ん+〜」
 このあたりは個人的なことかもしれないが、同様の変換は、「N+〜」でも行われるのだが、「っま」などという、音韻的にもありえない、醜い変換を回避するのが主たる目的である。

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キーボードのローマ字変換は、今のところこのようにいじっているが、書きながらいくつか思いついたので、しばらく実験してみよう。

・C/Xを「っ」に用いる。
 こうすれば、促音を打つときに連続打鍵を避けることが出来る。ただしどちらも、頻用キーが密集して打ちにくい位置にあるので(…特にEの位置)、同鍵連打も場合によって使い分ければよい。

・Fを「は」行、Hを「ぱ」行、Vを「ば」行、Bを「ヴぁ行(?)」、Pを「ふぁ行(?)」に変換設定して、キートップを入れ替える。
 荒業だが、これはもしかして、既に結構やっている人がいるかもしれない。こうしてみると、これらのキーども、とても都合のいい位置に並んでいる。またキートップを変えなくても、類似音だし、日本の古代音韻とかキリルアルファベットのBのこととか無理やり理屈つければ、結構ふつうにいけるんではないかと言う気がしないでもない。 (実際、以前「は」行を「ふぁ」行として読む練習をしてみたことがあるが、割と簡単に適応できた。)