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わがはいれつ(仮)

 先日思いついたロマカナ配列だが、四苦八苦した挙げ句、ふと
―そうだ、ハの字配列にしよう―
とか思って、実際に試してみたところ、何か新しい地平が開けたような気がして、評価版としてしばらくつきあってみようかと考えている。
 というわけで、何か名前が欲しいと思ったわけだが、ロープレでもろくに名前を考えつかないわしのことで、気の利いた名前をつけるのははじめから半ばあきらめているのであるが、そうはいっても、やっぱり何かないことには不便だからと、自分のセンスは置いておいて、配列さんのほうは一体どう思っているのか、取りあえずご意向のほうを窺ってみることにしたのである。
 どうしたもんかね、配列さんよ…、そう話しかけると配列さん、話が解ったのかどうなのか、おもむろにこんなことを言い出した…。

―我が輩は配列である。名前はまだない―

まだないも何も、つけてないのだから当たり前の話で、正直ちょっとイラッと来たのだが、もう面倒くさくなってきたし、はじめの方をちょっとばかりいじくって、わがはいれつ(仮)とでもしておけい、と、いい加減なノリでそう呼ぶことにしたのである…。


 とまぁ、しょーもない前置きはいいとして、子音の配置いろいろ試行錯誤したり、融通の利かない左手と格闘してるうちに、上記のごとくハの字配列にすることを思いついたりなど、そのへんのメモ。


 子音の配置だが、前舌母音eiと結合しやすいグループと、後舌母音aou結合しやすいグループとに、NICOLAの音節配置と自分の勘を頼りに、分けてみたのがこれ。

 さらにこれらを、単語を打ったときのキモチの良さに従って振りわけると、こんな感じになった。(「す」の省略キーを追加しているが、これについては後述)

 さらに、自分は左上がりの手の使い方がどうしても無理なってしまったようで、あれこれやった末に、結局ハの字配列にすることにして、さらに自分なりの最適化をしたら、こうなった。

 これで少なくとも左手が悲鳴を上げたりはしなくなったが、左上段のずれが大きいのが、まだやっぱり気になる。うー…μトロンで試したくて仕方ないが、どうしたもんだろう。
 キー配置としては、左に余裕が出来たおかげで、全体的にも新しい工夫が入れられて、その意味でも上手い手だったかもしれない。


 新たに「す」「き」の省打鍵キーを加えているが、その辺を含む次第は以下。

 上に、NICOLAを参考に子音配置を決めたと書いたが、この配列の音節同手打鍵率を、NICOLAを基準に評価してみたのがこれ。
(同手連続と1打1かなを1点、左右交互を0点、@[あい]キーとの組み合わせや省略キーを0.5点として、総合を有効キー数で割った。「ぁぉぅぇぃゃゅょ」の計算上の上手い扱いが思いつかないので、今回は考慮から外す)
(段別)


(シフト別)

 シフトベースで見ると余りよくはないが、段別では中段で74%を実現できている。
 問題は、ここから漏れた音節の中にやっぱり同手がいいと思うもの、また、逆に別に同手でなくとも構わないと思えるものもあるかもしれないわけで、その辺は今後の検討課題。
 そのうち、「す」を新たに省略キーとして追加。u段の省略キーは、C[つ]X[く]W[おう]V[いう]と併せて5つめ。
 ついでに「き」も新たに省略キーとして追加、これが思いの外使い出がある。

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 等々、コンセプトとしては結構よく纏まってきたが、こうして実際に文章を打ってみると、まだまだとっちらかったような印象は消えない。また、ハの字にしてみたものの、以前よりの左手の癖がすぐにはやっぱり消えてはくれず、その点でもまだきちんと評価が出来ない。

まだまだ検討が必要である。