NICOLAで連続シフト。やまぶき、入れてみました

ぎっちょんさんのところhttp://thumb-shift.txt-nifty.com/contents/2010/04/re-2-2277.htmlでコメントしたら、相沢かえでさんにやまぶきについて一言いただいたので、この際ということで、話題の親指シフトエミュレータ「やまぶき」、入れてみました。IMEは引き続きJAPANIST2003。
いれてみた、て言ってもインストール不要だから、ソフト起動するだけ、設定の画面も、なにこれ?てぐらいシンプル・・・ほんとに何の苦労もない。すごいね、これは。さっさと試しとくんだった。


で、お勧めいただいた「連続シフト」を早速オンにして試用するが、判断するにはもう少し時間がかかりそう。とりあえず気づいたことのメモ。
親指の同指連打は鬱陶しいと思っていたが、結構癖が付いてきていたみたいで、なんというかprosodicに「こういうときにはこういうテンポ」みたいな適応を知らず知らず行っていたのが分かった。
今のところまだ、少し意識して、親指を離さずにやってみようとすると、

  • うまくいくと良いが、親指の離し忘れで、余計な濁音が付いてしまうミスが頻発。

てことと、

  • 上記のprosodicな面での間延びによく気づく。

練習してミスがなくってくれば、その点かなり気持ちよく打てそう。「あ、今」みたいなのに感覚的に気づく。こういう感覚的な手がかりを基にした適応は、意識よりも指さんのほうがはるかに得意な分野なので、気づくに任せて、あまり意識せずにやっていってみよう。

以上、細かい点で気づいたこと。


全体的な印象に関しては、特にリズムに関して、自分にとっての理想形というか観念形というか要するに ideal な感覚に近づいていきそうな予感。
具体的に言うと、「親指と4指がべつべつに独立に動いているからこそ、両者が一致するような動作のことを同時打鍵と呼ぶ」などと思っていて、なので、たまに運指動画にある「ほぼ完全にワンアクション一打」という打ち方が、どうも気持ちが悪い。(自分の手の好き嫌いなのか、そうしてしまうと、シフト時とアンシフト時の手のフォームの使い分けが難しくなって、弁別性に支障をきたす。)
これは擬音語にすると「タンタンタンタン」て感じ、連続シフトの方は「ツー・・・ツー・・・」と「タタタタタタタタ」の複線進行になるはず、などと思う。(ちなみにローマ字は「タララララ、タタ、タラタタタラララタタラタララ」みたいな感じ、「タ」が二つ続くのが同指連打」)


あと、一部では有名な(?)例の超高速動画http://www.nicovideo.jp/watch/sm5152804に見られるテンポというか全体の印象の理由、何となく分かった気がする。あれだけの速度の割に、親指がそこまで忙しく動き回っていないことと、あと、親指の位置が安定していて、人指し指と小指の伸びた、甲野さんの言う「折れ紅葉」型のフォームになっている。連続シフトやってみると、この動画をひどくゆっくりにしたようなリズムが、所々現れるのがわかる。


てかこれは、自分で定義ファイル作れるのかな?とするとかなりうれしかったりするのだが。

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「4指左右&親指同手」の例。
ゆび
ので
れば
など