右手が消える

何のことかというと、新しく採用した打鍵スタイルに、だいぶ馴染んできて。

このスタイル&TK-FCM005だと、右手では、各指が段間移動の際に衝突しないような構造になっているので、手首の振りが必要なく、主観的には「指が、つもりの通りに障礙なく動く」という実感があって、それが「右手が消える」という表現がぴったりくるのです。
TK-FCM005は19㎜ピッチなので、運指距離が大きくなって、いくらかばたつきはしますが、それでもその欠点を補って余りある快適さです。このキーボードは、タッチも軽くて柔らかいが適度にクリック感もあって、「クセがない」という言い方がぴったり来る打鍵感で、その辺もいいですね。

逆に言うと、左手の方は、手が「障礙物」としてそこにある、という感じがどうしても消えず、とてももどかしいわけで・・・・・・