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打鍵スタイルを変えてみた;メモ

これは、某所で紹介されていて、以前から試そうと考えていたものだったが(元記事URLを忘れたので、分かり次第掲載します)、ハの字スタイルが実験中だったこともあり、敬遠していた。先日先走って感想を書いてしまったAOTECHの失敗を受けて、正月に買っていたこちらのキーボード
ELECOM キーボード USB&PS/2接続 メンブレン式 日本語86キー ブラック プレステ3対応 TK-FCM005BK
を使って、試しにこのスタイルでやってみたら、かなりメリットのあるものだということが判明した。いろいろと書こうとしてみたが纏まらないので、とりあえず要点だけメモ。

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このキーボードの特徴は、上-中-下段間のズレが、いずれも1/4キーぶんになっていること。このキーボードでこのスタイルを採用する最大のメリットは、

  • キーボード常用範囲での手首の構え角度が、ほぼ2種類だけになる

ということ。
具体的に書くと、右手では、各指担当キーが一直線に並んでいる。この場合、「よ、み、ぬ」や「ぇ、」、記号キーを除き、同時打鍵時の親指の打鍵姿勢が、一つだけで済む。
また左手では、ホームポジション以外は、右手と同様である。NICOLAでは、ホームポジションに常用キーが集中しているので、右手に比べればかなり忙しくはなるが、人差し指RFVスタイル(・・・段ごとにそれぞれ別の手首角度が要求される) や、通常段ズレキーボードでの疑似ハの字スタイル(・・・手首角度は同じく二つで済むものの、構えが急角度になってしまうせいで人差し指に無理が出がち) に比べ、遙かに手に懸かるストレスは少ない。

また、この図でみても明らかだが、左手中段を除いて、左右対称になっており、ホームポジション各キーに常に左手の指を置くことにこだわりさえしなければ、非常に自然に手を構えることが出来る。(「ホームポジションに〜」云々は、実際練習して慣れてしまいさえすれば、いまのところ特に問題なく適応している。)

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上記のことなどから、以前から考えていた、親指シフトにおける親指の負担減に必要な条件について、感覚的に確信を持つことが出来た。根本原則は、

  • 手の振りなど、打鍵に必要でない動きを減らす

いうこと。これは、「手首の角度が左右に振れると、親指の、左右位置のみならず前後位置も、同時に動いてしまうので、ある同時打鍵操作にはちょうどいい位置でも、別のキーでの同時打鍵には、無理のある位置となってしまう」という事実に特に関わる。
ここから、具体的な要求として、ハードウェア的には

  • 段ごとのキーズレは、均一な方がいい。
  • 人差し指の拡張ポジションや、小指上段キーなどの打鍵時に無理な動作が生じないように、キーピッチは大きすぎない方がいい。

などの条件が導かれる。また、ソフトウェア的には、

  • 人差し指の拡張ポジションには、なるべく高頻度文字を割り当てない

といった条件が導かれる。

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このキーボードと同じく、各段ズレが均一なものには、他に

がある。
また、言わずもがな、μトロンキーボード
http://www.personal-media.co.jp/utronkb/
がある。

結局私の場合、μTRONに行き着く樣に、話が進んでしまう。
だけど、μTRONの宣伝文句って、微妙にポイントをはずしている樣な気がするんだよなぁ・・・・・・。

  • 「日本人のための」

→別に他の国籍・人種でも、変わらないと思います。

  • 「左右対象だから、指の動きに自然にフィット」

→「自然にフィット」の理由は、左右対象ということよりも、各指直線で、指どうしの衝突が避けられることの方が大きい。出鱈目な左右対称だって、あり得るわけだから。左右対象がフィットしてるのは、むしろ「腕の角度に」ではないか。

  • 「よく使うエンターキーは、人差し指で打てる位置に」

→これだけ聞くと、「人差し指がもっとも高機能だから」頻用する、という風に捉えられかねないが、むしろ、ホームポジションをはずれずに押さえられることの方が、より大きな利点である。