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失敗と成功

 実験の結果、先日書いたキーの入れ替え案は、あまり上手いやり方ではなかったのが判った。新しい位置が古い位置と混ざって、その中途半端さがうっとおしい、という以外にも、以下のようなことが判明。

・人差し指に頻度の高いキーを置けばいい、という単純なものでもないらしい。
 特に隣接キーの場合、人差し指の左右入れ替えが頻繁に起こりすぎて、つい必要もないのに中指で打ちたくなったりして、ホームポジションの維持には却って邪魔になってしまう。むしろFがこの位置にあることで、中指の動きが制限されて、ホームポジションの維持に役立っていたらしい。 また、Vの位置にPが来るようにすると、最下段へのアクセスが増えてしまって、総合的な運動量が増えすぎてしまう。


・ほとんど使わないFとVがホームポジションにあることで、Q列の不自然なずれを、あまり実感しなくて済むようになっている。
 これは、今回ホームポジションと言うものをことさらに重視してみた結果わかったことである。また、これ以外にも、今まで気にしなかったこの点が、改めて気になってきたのは、多分、無理のないキーピッチのキーボードを使い始めたのも大きい。自分には広すぎる19mmピッチのキーボードでは、WA、RA、SE、JI、JO、KO、では、逆に程よいピッチになる。

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 結局、採用したのは、FとPの入れ替えという新しい案だが、これはすこぶる具合がよろしい。この理由として、日本語でのPの使用が、擬音・擬態語を除けば、撥音便と促音便にほぼ限定される、という点が挙げられる。このため、
・Pの出現頻度は限られているので、すぐ隣のGを受け持つ人差し指のサブポジションへの割り当ては、適切である。(それで気付いたのだが、これはTとRにも当てはまっていて、偶然とはいえ良く出来ている。)
・促音便が多い、つまり同手連打が多いので、これも人差し指に向いている。


他に、
・Q列での小指の使用を考慮に入れる必要がなくなった。わしの場合、他の指に比べて小指が特に短いので、この点は大きい。qwerty配列では、横に並んだ三つの母音との打ち分けのために、小指でのPの打鍵は必須である。また、小指でのPの打鍵を考慮しなくてもいいと、Lを打ちやすい位置に手首を設定できるので、Lを「ら」行に割り当てることも、現実的になってくる。
・わし式では、拗音で「P>J」のシークエンスが割と良く出てくるが、これは物凄く打ちにくい位置に配置されているが、これも避けられる。

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・B>E、B>Aの打ちにくさは、この時だけ右人差し指でBを打つことで対処。
・N>Y〜ぱ、この時だけ左人差し指でYを打つことで対処。
・また、わし式で問題になるH>J〜は、この時だけ左人差し指でHを打つことで対処。

これらの対処法は、16mmピッチのキーボードにしたことで、常用に耐えるようになった。

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ちなみに、「C/X>っ」案は、位置も半端だしZ列アクセスが増えるしで、全く良い事がないので、設定だけしたが、使っていない。戻すのもめんどくさいし、少しも困らないので放置している。
良く考えたら「っ」が必要になるのは、P/S/T/Kとの組み合わせだけなので、Pを左手人差し指に割り当てた時点で、問題はほとんど解決している。