キーボード雑感

 NB100の16mmピッチのキーボードに慣れてきたら、これまで使っていた19mmピッチのキーボードというものが、異常に大きく感じられるようになり、もはや使い続けることが出来なくなってしまった。NB100のキーボードは、もともとほとんど期待していなくて、それ以外のスペックと値段の安さが大満足だ、ということで、エイヤとばかりに購入したのであるが、いろいろな点を総合して、自分にとって最も福音であったといえそうなのは、意外にもこのキーボードであった。
 具体的に何がどう自分にあっているか、という理屈も、大分わかってきたのだが、まだ情報の整理が出来ているとは言い難い状況なので、とりあえず今は、次の二点を挙げるにとどめておく。まず、自分は手の大きさの割りに指先が細いので、16mmピッチでも指が収まらないことはない、という事が判った。第二に、使い続けていくうちに判ったのだが、19mmピッチではむしろ指、ひいては手首の運動量が増えてしまうため、疲れやすいだけでなく、タッチタイプにも障害が出ているらしい、ということである。この点は主にホームポジション維持ということに密接に関わるのであるが、細かいことはまた。
(とりあえずの成果、と言っていいのかどうか判らないが、一つ前の英作文は図書館でNB100で書いた。今までは、英語のつづりは打ち慣れていなくて手元を見ながら打つのすら覚束なかったが、16mmだとホームポジションからほぼ不動で打てるため、半タッチタイプぐらいで割とすらすら打てたのであった。)


 デスクトップのほうは、キーボードの打ちにくさに加えて音もうるさいので、文章を打つ用途にはほとんど使わなくなり、専らNB100ばかりを使うようになったのだが、しかし、やはりノートPCのキーボードでは限界があるのも確かである。ひとつはやはりテンキーがないこと。一応USB接続の単体テンキーも持ってはいるが、19mmピッチでおまけにストロークが深すぎて使いにくく、殆ど使わないまま眠っていたもので、特に今の自分には、全く使い物にならない。 NB100のキーボードでもう一つ難点があるのは、記号キーが文字キーより更に幅が狭くなっていることである。ピッチを計ると12mm程で、さすがにこれは自分の手にはきつい。
 
 そんなわけで、NB100を使うにしろデスクトップを使うにしろ、手元まわりを一新する必要を感じて、いいものがないか探していたわけであるが、テンキーについては、マウスを探している時に、いいものを見つけた。
http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-NT001.001009003
ぱっと見冗談みたいな感じだが、これは物凄くいい。テンキーとして使わないときも、マウス位置にHome/End, PgUp/Dn, Del/BS, Enter キーがあり、とくにWeb閲覧には重宝する。

 そしてメインのキーボードとして注文したのがコレ。
http://www.vshopu.com/sgm_UHMK108WH/index.html
ここで紹介されているのは白だが、注文したのは黒。早速届いたので、練習とチェックをすんべ。

 もしどうしても慣れてこなければ、次点候補のこれ
http://www.vshopu.com/ASBKYMK/index.html
を試そう。